2020.12.09 パナソニック、在宅介護の質向上高齢者一人時間帯の行動をデータ化、生活改善へ

木田 主幹

 パナソニックは、IoTの活用によって在宅介護をサポートする「デジタル・ケアマネジメント」の実証を進めている。独居高齢者宅にセンサーを設置し、ケアマネジャーが把握できない一人時間帯の生活行動をデータ化、在宅介護の質向上を図る。22年度の事業化を目指す。

 同社によると、日本の要介護高齢者659万人のうち約380万人が在宅介護サービスを利用している。団塊の世代が75歳以上となる25年には要介護高齢者数のさらなる増加が予測されること...  (つづく)