2020.12.29 【電波時評】携帯電話料金の値下げ競争が本格化

 携帯電話料金の値下げ競争が本格化してきた。政府の値下げ要請に対してKDDIとソフトバンクが10月下旬、割安ブランドで通信容量20ギガバイト月額4000円前後の料金プランを打ち出したのに続いて、NTTドコモは今月初め、若者をターゲットに20ギガバイト月額2980円、5G対応新プランを発表した。

 第4極として携帯電話事業に参入した楽天モバイルの4G/5G共通、データ容量無制限、月額2980円と同水準の料金設定は、業界に衝撃を与え...  (つづく)