2020.12.30 カラオケ市場をTDBが調査コロナ禍で客足が大幅減、需要戻らず苦戦続く
末年始の需要も見込めず、厳しい状況が続くとみられる(写真はイメージ)
カラオケ業界が新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けている。これまで、主な顧客層となる若年層の人口減やアミューズメントの多様化など必ずしも良好な経営環境とは言えない中でも、身近で手軽なレジャーとして定着してきたカラオケ。帝国データバンク(TDB)が調査した結果、19年度のカラオケルーム市場(事業者売上高ベース)は前年度比1.4%減の約3400億円となったが、近年はおおむね横ばい傾向での推移を続けてきた。
しかし、今年は新... (つづく)