2019.10.16 NICTなど背側帯状回皮質の活動との相関関係を発見 運動パフォーマンス緊張による低下防ぐ

 情報通信研究機構(NICT)とフランス国立科学研究センター(CNRS)は、緊張による運動パフォーマンス低下のメカニズムを調べるための課題を考案し、fMRI実験によって、被験者の運動パフォーマンス低下と背側帯状回皮質の活動が相関することを発見した。さらに、背側帯状回皮質に対する経頭蓋磁気刺激法(TMS)で脳活動を抑えることにより、この運動パフォーマンス低下を防ぐことに成功した。

 スポーツや楽器演奏など高速で複雑な運動(系列運動...  (つづく)