2021.01.22 第一電器チェーン、大感謝祭躍進へ出陣式お客さまの笑顔へ訪問を徹底

出陣式の様子。中央はあいさつする岡林社長

 【高知】第一電器チェーン(本店=高知市)は12日、「大感謝祭(1月1日-3月31日)」の出陣式を、シャープマーケティングジャパンホームソリューション社四国統轄営業部高知営業所の大会議室で開催した。同店は例年2月に「大創業祭」を高知市内のホテルで開催しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた。

 出陣式は岡林秀雄社長の訓示で始まりメーカーあいさつ、推進リーダーの決意表明、必勝だるまの目入れ、必勝スローガン唱和と続き、栄養ドリンクで乾杯して顧客訪問へ出発した。

必勝だるまの目入れを行い拡販を誓った

 例年「大創業祭」には約1500世帯が来場し、日頃の感謝を込めたイベントとして定着している。代わる企画を昨年10月から社内で熟慮した結果、年初に感謝の気持ちを込めて大福餅とあいさつ文を持参し、DMも配布することにした。

 第一電器本店の小笠原副社長は「地域店の利点を生かした訪問活動を実施する。大きな福が来るようにと願いを込めて来場記念品の代わりとして、大福餅を配らせていただいたが、反応は上々だった。DMは4100枚配布した」と話し、その後も集中訪問活動も行っている。DMにはクーポン券が付いており、購入金額によって割引になる。

 キャンペーンの目標金額は、2億1500万円(昨年の1-3月実績は1億7000万円)。これは前年同期比の127%になる。主な商品別目標はテレビ100台、エアコン100台、冷蔵庫60台、空気清浄機150台。

「お客さまに感謝の気持ちを徹底的に伝える」

以下、岡林社長の訓示から

 「ネットが台頭し、地域家電店での購入はホームセンターより下になっている。昨今の情勢ではイベントができない。それに代わるお客さまへの感謝を込めた“何か”を実施しないといけないため、このキャンペーンを実施する。

 昨日ある電器店からメールを頂き「急な寒さで大忙しとなり、お客さまを訪問しています。いつもお客さまの笑顔に励まされて頑張っています」とあった。お客さまを笑顔にすることは本当に大切なこと。

 このキャンペーンでは、お客さまに感謝の気持ちを徹底的に伝え笑顔になっていただく。

 今回配布している大福餅は、お客さまから大変評判がいいと聞いている。また昨年からコロナの影響で、空気清浄機や業務用空調が非常によく売れている。

 これらの商品を勧めるとともに感謝の気持ちを徹底して伝える活動を実施し、昨年の1-3月の前年実績を上回る訪問活動を実施してほしい」。