2019.10.22 リチウムイオン蓄電池京セラが取り組み加速 クレイ型長寿命、安全で低コスト 来秋から量産開始

まず住宅用で展開するクレイ型リチウムイオン蓄電池「エネレッツァ」

 京セラがリチウムイオン蓄電池への取り組みを加速する。従来型のリチウムイオン蓄電池に比べ約3割のコストダウンを図った新製品を開発し、来年秋から量産を開始する計画。設備投資も行って量産設備を構築し、まずは住宅向けで発売、その後は産業用途へも展開していく構えだ。

 同社が開発したのはクレイ型リチウムイオン蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)」の蓄電容量5.0kWhタイプ。クレイ型の蓄電池システムは世界初で、①長寿命②高い安全性③...  (つづく)