2021.02.17 【大震災10年】亘理家電サービス(宮城県亘理町)小野久志店主 苦しかったが無我夢中で営業

東日本大震災時には夜遅くまで多くの顧客が訪れた

 【仙台】東日本大震災から来月11日で10年を迎える。宮城県亘理町の亘理家電サービスの小野久志店主は、「苦しかったが、無我夢中で仕事に取り組んできたので早かった」と振り返る。

 同店では、震災の前日から週末開催予定のイベントの準備を進めていた。店内には十数台のテレビをはじめ、家電品を多めに展示、開催に向けての準備を終えていた。商品の段ボールなどを借りていた知人宅の倉庫に持っていき、休んでいた時に地震が発生した。

<...  (つづく)