2021.02.22 全社が減収、2社は増益確保在京民放キー局5社の4-12月決算出そろう

 20年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、放送業界において厳しい年になりそうだ。国内外の経済の先行きは依然不透明な状況が続いている中、このほど在京民放キー局5社の21年度3月期の第3四半期決算(20年4-12月)が出そろった。

 コロナ禍でのテレビ広告市況の低迷により、スポットCMなどの広告収入の減少など、広告市況は前年同期を大幅に下回った。さらに、施設利用料収入や旅行・観光需要の減少、イベント中止・延期などの影響が大き...  (つづく)