2021.02.25 昭和電工、21年度大幅に業績回復売上げ1兆2800億円、営業利益450億円見込む

森川 社長

 昭和電工は、21年度(12月期)は、ほぼ全ての事業で大幅な業績の回復を見込む。20年度は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市況悪化により、様々な製品の販売が減少し、営業赤字を計上したが、21年度は自動車生産や鉄鋼需要の回復などを背景に、大幅な収益性改善を計画する。

 同社の20年度通期の連結業績は、連結子会社化した昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)の売上高および損益が下期から加わったことから、売上高は前期比7.4%増の973...  (つづく)