2021.03.04 【業務用無線特集】アイコムトランシーバ「ウィズコールビズ」

3月に発売するウィズコールビズ

日本全国通話が可能

 アイコムは、業界初の新製品を発売するほか、社会情勢に対応した機種を発売している。この3月には業界で初めて特定小電力無線機との通話が可能で日本全国で通話できるトランシーバ「Withcall Biz(ウィズコールビズ)」(オープン価格)を発売。昨年10月にはリモートワーク、サテライトオフィスに対応できるIP電話にトランシーバ機能も搭載した、携帯できる内線電話機「IP200シリーズ」(オープン価格)2機種を発売した。

 ウィズコールビズは、auのLTE回線を利用して日本全国どこからでも一斉通話ができるトランシーバ。特定小電力無線機との通話にも対応し、免許や資格も不要。中継装置「IC-RP4130GW」を経由し、特定小電力無線機「IC-4400」との通話も可能。店舗内外オペレーションでの利用などを想定する。

 本体は昨今の社会情勢を踏まえ、抗菌・抗ウイルスなど優れた効果を発揮する「セルフィール」加工を施した。ボタン一つでリアルタイムに通話ができる簡単操作も大きな特徴。

 「IP200H」は同じLAN配下にある端末同士で通話でき、LTE回線を経由することで携帯電話の通話エリアであればどこからでも内線/外線の送受が可能。

 インターホンとして使える通信端末「IP200PG」はボタンを押すだけで、あらかじめ設定しておいたIP200Hと通話することができる。