2021.04.27 台湾TSMC、南京工場に29億ドル投資28ナノ技術の生産拡大

南京工場「ファブ16」

 ファウンドリー世界最大手、台湾のTSMCが中国江蘇省南京市の半導体工場「ファブ16」への28億8700万ドルの投資を決めた。台湾メディアによると、28ナノメートルの成熟プロセスの生産能力を拡大し、供給不足が深刻化する車載用半導体などを生産する見通しだ。

 今回の中国への投資は、22日に開かれた同社取締役会で承認された。300ミリウエハー対応の南京工場では主に、中国のファブレス向けに12ナノメートル、16ナノメートル技術を適用し...  (つづく)