2021.05.19 【電波時評】熱中症警戒アラート活用で予防行動を

 気象庁と環境省は4月28日から、「熱中症警戒アラート」の運用を全国で開始した。熱中症の危険性が極めて高くなると予測される場合に、厳しい暑さに注意するよう呼びかけて、熱中症予防行動をとるよう促すのが目的だ。

 昨年度までは全国の都道府県で、最高気温がおおむね35度以上になると予測される場合に高温注意情報を発表していた。しかし、近年、熱中症による搬送者数や死亡者数は著しい増加傾向にあり、熱中症対策としての情報発信を、いかに効果的に...  (つづく)