2021.05.20 富士通、武田薬品、がん研センターが共同研究卵巣がん治療の質向上目指す

 富士通と武田薬品工業(大阪市中央区)は、国立がん研究センターと共同で、卵巣がん治療の質向上に向けた研究を始めた。

 病気を認識してから診断、治療、その後の生活に至るまでに患者がたどる道のり(ペイシェントジャーニー)を、電子カルテの診療データなどから分析し可視化することで卵巣がん治療の課題を洗い出し、より良い医療の実現を目指す。14日に3者で共同研究に関する契約を締結した。

 今回の研究では、国立がん研究セン...  (つづく)