2021.05.20 【ハイテクびとInterview】松尾電機 開発部門回路保護素子開発部 高藤 裕介氏3216サイズで定格電流12.5~20Aの電流ヒューズ 7月量産

開発した3216サイズ定格電流12.5~20A電流ヒューズ「JAJ型/JAK型」搭載評価用基板を手にする高藤裕介氏

 松尾電機の回路保護素子が過電流保護用のリチウムイオン電池向けや車載用で採用が進んでいる。開発・生産拠点の福知山工場(京都府福知山市)では7月に3216サイズで定格電流12.5-20Aの電流ヒューズ「JAJ型」「JAK型」の量産出荷を開始する。21年度中には電動工具や電動アシスト自転車、電動バイクなどのリチウムイオン電池の過電流保護用に需要が増えている高電流ヒューズ「JHC型」の増産ラインを立ち上げる。タンタルコンデンサーとともに同社の成長エンジン...  (つづく)