11のIT（情報技術）専門展で構成される国内最大規模のIT展示会「Japan IT Week【春】」（主催＝リード エグジビション ジャパン）が26日、東京ビッグサイト青海展示棟で開幕した。最新のITやデジタル技術を展示実演するイベントで、約280社の出展企業が最新の技術やサービスを実演している。緊急事態宣言下での開催になるため感染対策を十分に施した上で来場者を迎え入れており、最新技術に触れる来場者の姿が随所で見られる。

　当初は4月26日に開幕予定だったが、緊急事態宣言を受けて延期されていた。会期と会場を変更し開催に至った。会場では、多くの企業や官公庁が導入を検討している、クラウドや人工知能（AI）、IoTといったデジタル技術を活用し業務改革や新たな付加価値を生み出すデジタルトランスフォーメーション（DX、デジタル変革）を実現するサービスなどが多く展示されている。AIを使った業務支援や働き方改革を実現するサービスなどへの関心が高い。

　会期は28日まで。