2021.06.15 トヨタ 3DCADの稼働環境構築設計開発の在宅勤務を実現

 グループ全体で約36万人の従業員を抱えるトヨタは、2016年から働き方改革に着手し、在宅勤務制度を拡大してきた。しかし、3DCADソフトで設計業務を行う設計開発部門では、グラフィックデザインなどに特化した高性能なコンピューターが必要となる。高性能なCPU(中央演算処理装置)や大容量のメモリーなどを搭載した機材は、相当な重量と大きさとなることから持ち運びは困難なため、社内端末を使用するしかなかった。

 新型コロナウイルス感染拡大...  (つづく)