キヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は、経済産業省が定めるデジタルトランスフォーメーション（DX、デジタル変革）認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得した。

　キヤノンMJグループは、5カ年計画「2021-2025長期経営構想」で、25年ビジョンとして「社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ」を目指している。

　基本戦略として、事業を通じた社会課題解決による持続的な企業価値の向上や、高収益企業グループの実現、経営資本強化で好循環の創出の3点を掲げている。

　事業成長に向けた投資戦略を重視し、21年からの3カ年で約1000億円の成長投資を実施。ITソリューションを中心とした注力領域への投資や、今後需要の拡大が見込まれるデータセンタービジネス、ビジネス領域の拡大に向けたベンチャー企業への出資やM＆Aの実施、基幹システム刷新などのシステム投資、人材投資といった展開を計画。

　特に、同中期経営計画では、顧客との共創によるDXビジネスや強みのある領域・業種・技術に焦点を当てたエッジソリューション・DXビジネスなど、顧客層ごとに適したビジネスを展開し、サービス型事業モデルを創出、強化。サービス型事業モデルの拡充で保守・運用サービス、アウトソーシング領域を強化し、収益性の高いITソリューション事業の確立を目指す。