2019.11.06 脳血流反応測定用い使用感の評価法開発 資生堂が化粧品で

 資生堂は、中央大学との共同研究で、脳血流反応を測定する技術「機能的近赤外分光法(fNIRS)」を活用し、リアルタイムの測定を通じてユーザーが好む最適な使用感を客観的に評価する新たな手法を開発した。

 一般的に化粧品開発では、ユーザーによる価値評価や使い心地の評価を行う場合、アンケートやインタビューといった化粧品塗布後に評価する手法を用いる。今回開発の手法では、脳血流反応をリアルタイムで測定するため、ユーザーが塗布中に感じていることを可視...  (つづく)