2019.11.08 プリント配線板各社 増産へ積極投資 電装化率上昇で搭載枚数増える

 プリント配線板メーカーが自動車向けで事業を拡大している。世界の自動車販売台数が低調ながらも電装化率の上昇で車載用基板の搭載枚数が増加。20年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算を発表した日本シイエムケイやメイコーなどは、増産に向けた設備投資と受注増が相まって生産規模を拡大した。

 自動車は、ADASをはじめとする安全系など、機能強化による電子化の進展で、車載用基板の搭載枚数が増え続けている。この傾向は、普通車にとどまらず軽自...  (つづく)