2021.07.29 エナジーハーベスト型スマートブイ京セラと長崎大、潮流発電技術とIoT技術を融合
京セラのGPSユニット
京セラと長崎大学は、エナジーハーベスト型スマートブイを共同開発した。長崎大学のSLTT(水平分離型)およびVTT(垂直一体型)の潮流発電技術と、京セラのGPSマルチユニットなどのIoT技術を融合し、安定した海洋データの収集を目的に開発された。試作機による長崎県五島市未津島付近での実海域試験にも成功。漁業、養殖業、海洋調査など海の見える化での使用を想定し、2022年度をめどに実用化する予定だ。海外情報だけでなく、取得が難しい海底地面情報の遠隔収集に... (つづく)