2019.11.12 ラックスマン FOCALのスピーカ新型、新開発の振動板搭載
新スピーカシリーズ「CHORA」
ラックスマンは、同社が取り扱うFOCALブランドからスピーカ新シリーズ「CHORA(コーラ)」を今月中旬から発売する。
FOCALのフランス本社工場で全てが生産されるCHORAシリーズには、新たに開発された16.5センチメートルの〝Slatefibercone〟がミッドレンジとウーハーに搭載された。
〝Slatefibercone〟は、炭素繊維に熱硬化性ポリマーを含浸して成形した複合材で軽量、剛性が高く、優れた振動減衰特性を持っている新しい素材。航空・自動車分野以外、音響機器装置での採用はFOCALが世界初となる。この新しい振動板を搭載したユニットにより、ミッドレンジは抜群のバランス特性を誇り、ウーハーはダイナミックで豊かな低域を再現する。
高域にも特許を取得したM字型ツイータを搭載。素材はアルミマグネシウムを採用し、軽量・高剛性・優れた減衰特性を兼ね備え、より一層の低歪みを実現した。これまでのインバーテッド型にさらなる改良を加えることで、2000から3000ヘルツ帯域における歪みを大幅に改善している。
3種類のカラーが用意された新しいウッドキャビネットと、全てのユニットが新規に開発されたCHORAシリーズは、前シリーズと同様にブックシェルフ型が1モデル、トールボーイ型が2モデルラインアップされる。
ブックシェルフ型のChora806には別売専用スタンドが準備され、トールボーイ型のChora816、826には専用のアンダーベースが付属し、傾斜角を設けることで、高品位な音場感と正確な音像定位を実現している。
税別価格は、CHORA806が9万8000円(ペア)、CHORA816が19万6000円(同)、CHORA826が22万円、CHORA806専用スタンドが3万8000円。