2021.08.03 COP26見据え目標値盛り込んだ計画案の提示相次ぐ改定作業が大詰め

再エネ導入の拡大がカギの一つになる

 国の50年カーボンニュートラル表明を、具体的な道筋を示す計画に反映させる手続きが大詰めを迎えている。環境・エネルギー政策に関わる二つの計画について、国が改定案を相次いで公表。脱炭素化に向け、再生可能エネルギー電源の大幅拡大や二酸化炭素(CO₂)排出の絞り込みといった目標値が具体化されつつある。これらの計画をベースに、今秋の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)までに提出する削減目標などを作成するため、国は有識者会合などで計画の取り...  (つづく)