2021.08.03 【この一本】「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」 (配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)
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1969年夏、スティービー・ワンダー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ニーナ・シモン、B.B.キング、フィフス・ディメンション、デビッド・ラフィン、マヘリア・ジャクソンなどの伝説的黒人アーティストが参加した「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」。30万人が押し寄せる盛り上がりを見せたにもかかわらず、その後50年に渡り、ライブ映像は封印され、人目に触れることはなかった。
本作は、修復されたフェスの映像やサウンド、出演アーティストと参加者への新規インタビューを通して「黒人アーティストたちのウッドストック」と呼ばれた「革命的祭典」の模様が描かれている。
監督と製作総指揮を務めたのは、ドラマー、DJ、音楽プロデューサーなどさまざまな顔を持つアミール“クエストラブ"トンプソン。同作が初監督作品。
2021年1月サンダンス映画祭で初上映され、ドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞を受賞。サーチライト・ピクチャーズとHuluが買い付け、サンダンス出品ドキュメンタリーとして権利販売価格の新記録となった。
27日から全国公開。