2021.08.06 洪水リスクを分析 芝浦工大・平林教授らグループが研究 衛星のセンシング技術活用しデータを気候モデルで解析
衛星画像から作成した、洪水氾濫原の水域変化(提供=芝浦工大)
各地で見られる河川の洪水などに、地球温暖化の影響が出始めている可能性が高いことが、芝浦工業大学や東京大学などのグループの研究で分かった。衛星のセンシング技術を活用し、データを気候モデルで解析した。今後も研究を進め、事前に備えて温暖化の影響を減らすことにつなげたいとしている。
熱波や干ばつ、豪雨といった気象災害に関しては気候変動の影響の議論・研究が進んでいる。ただ、河川洪水は、地域がある程度限られること、メカニズムが複雑なこと... (つづく)