2021.08.20 「速度ジャンプ」メカニズム解明東大、お茶の水女子大などのグループ 素材の耐久性向上など期待

 ゴム材料などの耐久性や耐摩耗性向上において鍵を握ると目される亀裂の「速度ジャンプ現象」。そのメカニズムを東京大学、お茶の水女子大学などのグループが明らかにした。今後、ゴム製品や電子部品の素材として使われる材料を、より強く、薄くすることにつながる可能性がある。

 研究しているのは東京大学生産技術研究所の梅野宜崇教授、お茶の水女子大学基幹研究院の奥村剛教授ら。研究成果は7月末、米国物理学会発行のPhysical Review Ma...  (つづく)