2021.08.20 東芝と理研が世界トップのAI技術開発性能低下抑え演算量を調整

 東芝と理化学研究所は、人工知能(AI)で自動的に答えを導き出すために必要な演算の量を調整できる技術を開発したと発表した。適用範囲を広げて有効性を検証し、2023年度までの実用化を目指す。自動運転車やカメラ画像から人物検出ができるスマートフォンなどを進化させる可能性を広げる成果として注目を集めそうだ。

 両者が開発したのは、性能低下を抑えて演算量の調整を行えるようにするAI技術。独自の深層学習技術により、学習済みのAIが性能を維...  (つづく)