2021.08.25 TV用量子ドット有機EL量産開始サムスンディスプレイ、10~12月に

 【ソウル支局】韓国のサムスンディスプレイは、2021年第4四半期(10~12月)にテレビ用に量子ドット有機EL(QD-OLED)の量産を開始する。これに向け現在、忠清南道牙山(アサン)市のQD-OLEDラインの試験運転を行っている。最初の商用製品は22年上半期に市場投入の予定だ。

 QD-OLEDは自発光RGB(赤・緑・青)有機ELパネルの一種。液晶パネルとバックライトの間に量子ドットフィルムをはさむ「QLED」とは異なる。<...  (つづく)