2021.08.31 6月中国地域 量販店など6業態 前年同月比5%減

 【広島】中国経済産業局は「中国地域の経済動向」(6月)について明らかにした。

 中国地域の経済は、生産は横ばい、個人消費は持ち直しの動きに足踏み感がみられるなど、全体としては持ち直しの動きに足踏み感がみられる。

生産指数が96.2

 生産動向は、6月の鉱工業生産指数が96.2、前月比2.7%上昇。出荷、在庫、在庫率も上昇となった。

 個人消費は、6月の商業6業態(百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア)の販売額が2017億円で、前年同月比5.2%減と4カ月ぶりに前年を下回った。

 乗用車新車登録・届け出数は、小型乗用車、軽乗用車は前年を下回ったが、普通乗用車が前年を上回り、合計では前年同月比2.4%増と9カ月連続で前年を上回った。

新規求人数は増加

 雇用は、6月の有効求人倍率は1.40となり、前月から0.02ポイント上昇した。新規求人数は前月比1.3%増と2カ月ぶりに増加した。

 6月の公共工事請負金額は、県で前年を下回ったものの、国、独立行政法人など、市町村、そのほかの公共団体で前年を上回り、合計では前年同月比15.8%増と2カ月連続で前年を上回った。

 新設住宅着工戸数は、持ち家、貸し家、給与住宅、分譲住宅の全てで前年を上回り、合計では前年同月比12.0%増と3カ月連続で前年を上回った。

 6月の企業倒産件数は24件で、前年同月比29.4%減と10カ月連続で前年を下回った。また、負債総額は20億5900万円で、同56.5%減と10カ月連続で前年を下回った。

 業種別にみると、サービス業ほかが8件で最も多く、次いで建設業が7件、小売業が4件などとなった。

 設備投資については、日本政策投資銀行中国支店の中国地域設備投資計画調査結果によると、2021年度計画は製造業が前年度比27.0%増、非製造業が同22.7%減となり、全産業では同8.4%増となっている。