2021.09.08 東京五輪パラ閉幕 大会支えた先端技術 NEC、ポストコロナへ磨き 顔認証／混雑可視化／高速無線など
選手村に設置された混雑状況可視化システム（出所：NEC）
新型コロナウイルス禍で行われた異例の東京五輪・パラリンピックが閉幕した。顔認証や混雑可視化、高速無線といった先端テクノロジーで多くの来場者に備えた競技場は、感染拡大防止のためほぼ無観客開催となり、大会史上初のシステムは注目の機会を失った。舞台裏で大会を下支えした技術を提供したNECは「ポストコロナ時代」を見据え、開発に費やした経験やノウハウを東京大会のレガシー（遺産）として磨きをかける方針だ。
東京都中央区晴海にある東京大会... (つづく)
