2021.09.08 構想7年 最良の一杯を抽出バルミューダがコーヒーメーカー発表

コーヒー抽出中の「BALMUDA The Brew」

 バルミューダは8日、構想から約7年をかけて開発したドリップ式コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew(バルミューダ ザ・ブリュー)」を発表した。お湯の温度と量を緻密に制御する独自技術に加え、コーヒー抽出後にお湯を追加する「バイパス注湯」という技術を、それぞれ家庭用として業界で初めて採用。約6万円という価格設定と合わせ、バルミューダらしい「エッジ」の効いた製品に仕上げた。

 同社のオンラインストアや家電量販店などで8日に予約販売を開始。10月7日から正式販売する。

 台形型フィルターを使うコーヒーメーカーが多い中、ザ・ブリューは円錐型フィルターを採用。「クリア ブリューイング メソッド」と名付けた、フィルターに注ぐお湯の温度と量を自動制御する抽出法を採用。特許も出願中だ。

 コーヒー抽出の仕上げにバイパス注湯でお湯を加えることで、抽出後半に出がちな雑味を中和。クリアな味を実現した。

 コーヒーをドリップする様子や香りを楽しめるように、フィルターに落とすお湯が見えるオープンドリップ式で、コーヒーを入れる「ライブ感」も重視した。

 開発を担当した太田剛平マネージャーは「最良の一杯が出せるコーヒーメーカーに仕上げた」と自信を見せた。

 抽出量は1~3杯、モードはレギュラー、ストロング、アイスの3種類から選べる。価格は税込み5万9400円。

(詳細は10日付の電波新聞、電波新聞デジタルに掲載します)