2021.09.14 パナソニックがゲーミングネックSP迫力サウンド再現、長時間でも快適プレー
迫力あるサウンドを再現。快適な着け心地で長時間装着してもゲームに没入できる
パナソニックは、ステイホームが浸透してゲーム市場が盛り上がる中、新たにゲーミングネックスピーカー「SC-GN01」(オープン価格/市場想定価格=税込み2万2000円前後)を10月22日から発売する。ゲームに没入できる迫力あるサウンドを再現でき、音にこだわるゲーマーのニーズに応える。
音にこだわるゲーマーの多くはヘッドセットを使用している。市場で流通しているヘッドセットはバーチャルサラウンドが主流となっているが、今ではゲームサウンドは5.1chや7.1chで楽しめるまで進化してきた。
一方、ヘッドセットは長時間の使用に伴い頭の締め付けや蒸れが生じ、家族の呼びかけも聞こえないなど、ゲーマーは多くの悩みを抱えている。
新製品は、7.1chで楽しめるゲームサウンドを、限られた住空間というスペースで存分に体感してもらうため、首回りの限られた配置の中で、ゲームクリエーターの創造する音空間の意図を再現できる四つのスピーカーを搭載。ゲーマーの装着感の悩みも解決するスピーカー形状を採用した。
新製品の開発では、音づくりに当たって、試作段階からスクウェア・エニックスとの協業を行い、プロフェッショナルとゲーマーの両側面の意向を取り込んだサウンドと機能を備える。
4スピーカーでゲームフィールドに入り込んだような没入感を実現するシステムとして、TRUE MAGESSを採用する。独自のデジタル処理とゲームサウンドに最適なチューニングにより、4スピーカーがオブジェクトの位置や移動をクリアに再現し、立体的で奥行きのあるゲーミングサラウンド環境を再現する。
首元を囲むようにレイアウトされた前二つ後ろ二つのスピーカーが、本格的なホームシアターシステムでしか得られなかった、ゲームの世界の中心にいるような音場でプレーヤーを包み込み、現実世界と同じように頭の外で音が広がる。
左右2chのステレオサウンド信号も4chへ自動的にアップコンバートされ、奥行きのあるサラウンド環境でゲームを楽しめる。
音の低遅延を重要視するゲーマーの志向に応え、周囲の変化に即反応できるよう、USBケーブルでの有線接続を採用した。
低域部分を仮想再生する「H.BASS」技術により、コンパクトなスピーカーでゲームプレーに十分な低音を再現する。
ゲームの世界にいるかのような臨場感と迫力が楽しめる「RPGモード」、正確な音の定位が得られ、足音などが聴き取りやすいFPSやTPSなどのシューティングゲームに最適な「FPSモード」、人の声が聞き取りやすく、シナリオに没頭できる「Voiceモード」と、ゲームのジャンルに合わせて三つのサウンドモードを選べる(スクウェア・エニックス サウンドチーム監修)。
音楽、映画、会議などのゲーム以外での用途にも利用できるMusic、Cinema、STEREOモードも搭載する。
このほか、直感的に操作しやすいようボタンの配置を工夫。それぞれに異なる音色や音声を設定することで、プレー中はボタンを見ずに操作できる。飲み物を飲む際など、プレー中も自由に動けるようにケーブルを長めの3メートル仕様にした。
人体データ分析結果に基づく、快適な着け心地を実現する独自のデザインも採用。全体フォルムやサイズ、シリコンゴム製のパッド使用など、細部にまでこだわった。
また、四つのスピーカーを搭載しているとは思えない装着感でゲーム中も重さ(本体質量約244グラム)が気にならないため、長時間ゲームをプレーしても快適にゲームに没入できる。
高性能な「エコーキャンセルマイク」を搭載。ゲームサウンドに干渉されることなくボイスチャットで会話することもできる。
新製品をベースとした「ファイナルファンタジーXⅣ(FF14)」専用デザイン・パッケージで提供するコラボレーションモデルも発売予定、後日詳細を発表する。