2019.11.18 タムラ製作所が車載用昇圧リアクタ増強 22年以降3倍の年産550万台に引上げ

タムラ製作所が生産体制を強化、拡充する車載用昇圧リアクタ

 タムラ製作所は、車載用昇圧リアクタの生産体制を22年以降には現在の約3倍に当たる年間550万台に引き上げる。売上高にして170億円を見込む。燃費規制、環境保全などの視点でxEVが今後普及すると判断。需要を前倒しする形で国内外での生産増強に向けた設備投資を展開している。

 現在の車載用昇圧リアクタの生産能力は、年間200万台。今後、世界中でxEVの需要が拡大することを踏まえ、電子部品事業の中でも成長戦略の一環として、生産体制を国...  (つづく)