2021.09.15 ガンダムアニメ3作品を22年に公開「機動戦士ガンダム 水星の魔女」など

©創通・サンライズ

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 バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は、15日、「第2回ガンダムカンファレンス」を開催し、2022年にガンダムシリーズのアニメーション3作品を新たに公開すると発表した。

 一つ目は、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来7年ぶりとなる新作テレビアニメーション「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。全世界の10代を中心とした若年層のファンを獲得するための展開に注力し、今後のガンダムを支えていく作品を目指す。

 二つ目は、新作映画「機動戦士ガンダム ククル ス・ドアンの島」(安彦良和監督)。「機動戦士ガンダム」第15話の「ククルス・ドアンの島」にフォーカスし、新たな切り口で描く作品となる。ターゲットは40代。

 三つ目は、「鉄血のオルフェンズ」特別編。全9回で来年春の放送を予定している。また、「鉄血のオルフェンズ」のスタッフが再集結し手掛ける最新作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」と、「鉄血のオルフェンズ」の世界観が楽しめるスマートフォン向けアプリケーション「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G」が2022年春に配信開始予定。

 グループにおいて、ガンダムの売り上げは、19年781億円、20年950億円と順調に推移。21年は上期535億円で、年間は1030億円を見込んでいる。ガンダム事業統括者の藤原孝史チーフガンダムオフィサー(CGO)は、「25年にはグループでガンダム売り上げ1500億円を目指す」と力を込めた。