2021.09.21 【中部産業特集】アイホン「IX/IXGシステム」

「IXシステム」

「IXGシステム」「IXGシステム」

IPネットワークに対応、多数の無人拠点の集中管理が可能

 アイホンは、戸建て住宅向けのリニューアルと新設の需要を狙ったテレビドアホンの新製品を6月に発売。また、企業施設のIPネットワークに対応したインターホン「IXシステム」「IXGシステム」を、積極的に提案している。

 6月に発売した戸建て住宅用テレビドアホンは、ワイヤレス子機対応テレビドアホン「WS-24A」「WS-14A」、セキュリティー対応テレビドアホン「JUS-1AEK-T」など。

 WS-24Aは、ドアホンがユーザーに代わって来客応答する「おまかせ機能」を搭載し、不要な応対を減らせる。留守中の来訪者を映像と音声で確認できる動画録画・録音機能を持つ。さらに火災警報器と連動でき、警報器が作動すると警報音と音声で、近隣に知らせることにより、火災の早期発見につながる。

 通常の「ピンポーン」に加え、「子守唄」と「カノン」のメロディー音も好みに合わせて選択できる。

 WS-14Aは、モニター付き親機が従来品より1ミリメートル薄くなり、3.5型テレビドアホンの中で、業界最薄の奥行き22ミリメートルを実現した。

 よく使う通話・終了ボタンを大きく配置。ほかの機能ボタンを目立たなく配置することで、シンプルなデザインとした。

 モニター付きワイヤレス子機は、ボタン数を最小限にすることでより使いやすくなった。来訪者の画像を1件当たり6画面、最大40件まで録画する。

 ワンタッチズーム操作により、約1.5倍で表示し、拡大位置は9種類より選べる。カメラレンズ角度が上下・左右・斜めに調節できる。

 JUS-1AEK-Tは、モニター付き親機の非常ボタンを長押しすると、玄関と室内に非常事態を知らせる。業界最薄の22ミリメートル設計で、十字操作をなくし、通話・終了ボタンを一つにまとめて、スマートな外観とした。

 IPネットワーク対応インターホンIXシステム、IXGシステムは、無人化・省人化や感染症拡大防止でのコミュニケーション課題を解決する。映像を活用して非対面でもスムーズな遠隔コミュニケーションを実現し、移動中のスマートフォンでも効率よく対応できる。

 商業施設・工場・社会インフラの事業所・オフィスビル、学校、駐車場、公園など多様な施設のニーズに応え、接続台数や距離の制限なく、多数の無人拠点を集中管理できる。