2021.09.22 【関西エレクトロニクス産業特集】岡本無線電機技術部門を強化、困り事に対応
本社社屋
岡本無線電機は、技術部門を強化し、顧客の技術的な困り事に対応。専門商社の枠を超えてソリューションを提供する。
技術部門はネットワークや通信分野を担当する「アプリケーション部」、ハーネス/基板など一般加工をサポートする「電装開発部」、システム提案を行い、ハード/ソフトウエアの開発のサポートを行う「ASICデザインセンター」、スマートファクトリーを推進する「マニュファクチャリングシステム部」。
アプリケーション部は同社が注力する自動車、医療、エネルギーの3分野を中心に、IoTなどの成長市場への取り組みを強化。ASICデザインセンターの技術サポート力を生かして、センサー、各種通信を活用したゲートウェイなど複合ソリューションを提供。
マニュファクチャリングシステム部は製造現場の設備など、工場の役立ちで取り組みを推進。AGVやロボット、搬送機器などを提案。1月に大阪で開催された関連展示会では関連機器を出展した。
10月開催の電子機器トータルソリューション展で、IoT関連機器を中心に展示を行う予定。岡本崇義社長は「来期も展示会への出展を計画する。オンラインでも各種サービスを動画などのコンテンツを活用するなどしてリモートでアピールしていく。技術でもサポートできることを訴求したい」と語った。