2021.09.22 【関西エレクトロニクス産業特集】東亜無線電機「IIoTラボ」移設リニューアル
移転したIIoTラボ
東亜無線電機は、8年前からIoTソリューションを推進している。
今年5月には、本社近隣の営業部署にあったIoT機器の接続などを検証できるスペース「IIoTラボ」を本社内に移設リニューアルした。
広さは約22平方メートルを誇り、旧スペースの1.5倍に拡張した。ラボスペース内にはセンサーやエンオーシャンスイッチ、コントローラー、ロボット、ゲートウェイからクラウドシステムまで数多くの実機の配置を行い、各社持参の機器とIoT機器との接続テストや稼働状況の確認ができる。
また壁には各種事例などをパネルで掲示。打ち合わせやリモートでの提案のほか、ワンストップソリューションを数多くこなしてきた。換気設備や机のパーテーションなど感染防止策も徹底して対応している。
このほか、同社はリモート関連商材で騒音抑制効果のある特殊吸音材とダンボール素材を組み合わせた、オリジナル防音室「音守」を発売している。電話ボックスの形状で、オフィスや店舗などに合う5色を新たに追加した。
実物による効果の体感を目的とし、各県に1、2軒のショールームを兼ねた販売店ができればと販売展開を強める。