2021.09.22 東芝が濃縮の新技術4分の1に省エネ、濃縮率2.4倍に
東芝は21日、水溶液に含まれる成分や物質(有価物)を抽出する濃縮で、新たな技術を開発したと発表した。浸透圧物質の開発に成功し、従来の方法に比べて4分の1の消費エネルギーで済み、濃縮率を2.4倍にできる。レアメタルの回収や化学、医薬関連などさまざまな応用を想定する。詳細を22日から24日まで岡山大学津島キャンパスで開催の化学工学会第52回秋季大会(オンライン)で発表。さらに効率を上げるなど研究を進め、近いうちの実用を目指す。
... (つづく)