2021.10.14 樹液から発電、植物の生育モニター立命館大やエイブリックなど 農業支援めざし実証へ

デガスがプロジェクトを進めている現地の一角(同社のサイトから)

 立命館大学は13日、新興商社のDegas(デガス、東京都渋谷区)やエイブリック、浅井農園(津市)と協力し、電源がない農地でもセンサーを使って植物の生育状況をモニターできる実証実験を進める、と発表した。

 エイブリックの手掛けるエナジーハーベストの技術を生かし、樹液から発電。ガーナなど貧困農業国での持続可能な農業につなげる狙い。沖縄県宮古島市で14日から実験を始め、実用化を目指す。

 開発を進めるのは「樹液発...  (つづく)