2021.10.18 音楽は「不要不急」じゃない試聴も本格再開 「宣言」解除で秋葉原の老舗

スピーカーの新製品が披露された試聴会

 コロナ禍で文化は「不要不急」とされがちで、ホールやショップで音楽に触れる機会もこの1年以上、制約を受けてきた。ただ、巣ごもり需要で、オーディオの魅力に改めて注目が集まってもおり、緊急事態宣言解除もあって店頭などに活気が戻りつつある。

 そんな中、東京・秋葉原の老舗オーディオショップ「ダイナミックオーディオ5555」では、Bowers&Wilkinsのスピーカーの新製品を、国産最高級アンプと共に味わう試聴会が開かれた。

 宣言解除を踏まえ、本格的に再開された試聴会。対策を徹底しつつ人数限定・予約制で行われ、オーディオファンらが、サウンドを「耳」に焼き付けたい、とばかりに集まった。

 アキュフェーズ、ラックスマン、TAD、エソテリックという国産を代表する最高級アンプとのマリアージュという趣向で、各社の担当者らも応援に回った。

 島健悟・店長代理は「来月のインターナショナルオーディオショウもそうだが、やはり、音を実感していただくことが何より。これからもこういう企画を手掛けたい」と意欲を語る。
(19日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します。)