2021.10.20 「鳥の目」合成映像でロボなど支援 AIで遠隔から安全確認OKIが「フライングビュー」

 自動走行の車両やロボットの周囲を、鳥が空中から見るような俯瞰映像でモニターし、異常があればAIで見つける。そうした「フライングビュー」のシステムをOKIが開発し、商用化を始めた。

 4台の魚眼カメラを活用し、360度の映像を合成する。「人の目」と「AIの目」を組み合わせ、て安全性向上や省人化にもつなげる。羽田空港のロボットに日本航空が活用したり、高速道路の車線規制(コーン設置)作業にNEXCO中日本が利用したり、といった実証も進んでいる。

 コロナ禍や人手不足などでリモートのニーズが高まるだけに、社員が在宅で業務をするのを支援するのにも役立ちそうだ。
(21日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)