2021.11.08 関西大手部品メーカー 中長期の需要増に対応相次ぎ新棟建設や最新ライン導入
京セラ鹿児島国分工場新生産棟2棟の完成予想図(右が第7-1工場、左が第7-2工場)
関西の大手電子部品メーカーは、中長期的な部品需要の増加に対応できる生産体制の構築を進めており、新生産棟の建設や最新生産ラインの導入が相次ぐ。2023年度まで旺盛な需要が継続すると予想される半導体および半導体製造装置用部品をはじめ、第5世代移動通信規格5G基地局・スマートフォン用、IoT用、電動化が進む自動車用、自動化・省力化のための産業機器用などの部品需要増大に応える。京セラは、20年度に続いて過去最高となった1700億円の21年度設備投資を上回... (つづく)