2021.11.25 「悪いことは良いことのために…」世界的ヴァイオリニスト・黒沼ユリ子さん語る
黒沼ユリ子さん
世界的ヴァイオリニスト、黒沼ユリ子さん。メキシコと縁の深い千葉県御宿町に移り住み、いまは一線を退いているが、「音楽には国境はない」といまも国際交流などに熱い思いを抱き、音楽に携わる後進らを支援する黒沼さんが、電波新聞のインタビューに応じ、音楽への思いなどを語った。
世界で活躍してきた自身の演奏に加え、メキシコで世界的演奏家も輩出した音楽院を30年以上にわたり運営するなど、後進の育成にも尽力してきた黒沼さん。好きなメキシコのことわざは、「悪いことは良いことのためにしかやってこない」(良いことのために来ない悪いことはない)。それを実感する奇しき縁が、日本とメキシコの間にあったと、地震復興などにまつわる思い出を振り返る。また、自らの座右の銘に触れつつ、同町に構えた拠点「ヴァイオリンの家・日本メキシコ友好の家」での活動の一端を、また、文化・芸術による地域社会の活性化などに尽力する日々の一端を、情熱的に、時に舌鋒鋭く、また持ち前のユーモアを交えて語ってくれた。
(26日付の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します。)