2021.11.30 5年以内の肺がんリスク予測血液検査で新たなサービス

少量の血液から5年後の肺がんリスクを予測する(フォーネスライフ提供)

 5年以内に肺がんを発症するリスクを予測する新たな血液検査サービスが始まった。NECグループでヘルスケア事業を手掛けるフォーネスライフ(東京都中央区)とNECソリューションイノベータが、特定の集団を長期間追跡した欧米の研究で収集した血液中のタンパク質を分析・統計解析して開発。千葉県がんセンターとの共同研究や専門医などの評価を受け、日本人への適応の妥当性を確認した。

 検査は、少量の採血で約7000種類のタンパク質を一度に測定できる米ベンチャーのソマロジック社(コロラド州)の技術を活用。これにNECグループのAI(人工知能)技術などを組み合わせ、フォーネスライフが開発した日本初のデジタル健康管理サービス「フォーネスビジュアス」に、肺がんを検査対象として追加した。

 被検者と類似した血中タンパク質のパターンを持つグループが、実際に疾病を発症している確率を解析することで発病リスクを予測する。同サービスでは既に脳卒中や心筋梗塞が4年以内に発症するリスクの予測は実施されている。

 利用者は医療機関での問診や採血を行い、検査結果は医療機関の医師の診療として個人に提供される。少量の採血で検査でき、健康診断のオプションとして行えるという。(詳細は1日付の電波新聞、電波新聞デジタルに掲載します)