2021.12.07 送電時の損失95%以上削減昭和電線CS、NEDOなどが超電導ケーブルの実証完了

右からNEDOの吉岡恒部長、和田恭理事、昭和電線HDの長谷川隆代社長、BASFジャパンの大津武嗣本部長

 昭和電線グループの昭和電線ケーブルシステム(昭和電線CS、川崎市川崎区)とBASFジャパン(東京都中央区)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6日、超電導ケーブルの実証実験が完了し、送電時の損失を95%以上削減するなどの効果が確認できたと発表した。工場の省エネ化を目指し、三相同軸超電導ケーブルが機能することを民間プラントにおいて実証していた。今後、実用化に取り組んでいく。

 送電ロスを防ぐことができる「抵抗ゼロ」...  (つづく)