2021.12.17 【電波時評】補聴器のイメージ払拭で普及率拡大を
オミクロン変異株の出現で、新型コロナウイルス感染症の収束がまた一歩、遠のいた。マスクの着用が欠かせない生活は、まだまだ続きそうだ。ニューノーマルの社会では、ソーシャルディスタンスの確保、不要不急の外出自粛、パーテーションの設置、リモート会議やテレワークなど、ほとんどの人にとって前例がない生活を強いられることになった。
新たな生活様式の中で表面化した問題の一つが軽・中度難聴者の存在。マスクでくぐもった声や、物理的な距離、障害物... (つづく)