2021.12.30 京都・錦市場 CO2濃度見える化実証開始村田製作所の技術導入

錦市場に設置されたCO2濃度測定システム。手前のタブレットでデータが表示される

 「京の台所」、京都市中京区の錦市場が新年を前ににぎわいを見せている。1300年の歴史を持つ錦市場は、京都市民から「にしき」と呼び親しまれ、観光名所でもある。江戸時代の絵師伊藤若冲の生家もある。

 錦市場は中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、東端は寺町通、西端は高倉通の交差点間約400メートルの長さ。食材を中心に約130店が軒を連ねる。

 新型コロナウイルス感染拡大以前にはアジアを中心に多くの外国人観光...  (つづく)