2022.01.03 信越化学がウエアラブル向け新材料開発機能、装着性、使いやすさを向上

信越化学の材料が使われたヘルスパッチ(黒い部分が生体ドライ電極、それらをつなぐ線が高伸縮性配線)

 信越化学工業は、心拍数や心電波形などの生体情報を身体に装着したまま測定し、送信する機器(「ウエアラブルデバイス」)の特性向上に資する「生体ドライ電極」と「高伸縮性配線材料」を新たに開発した。この材料により、ウエアラブルデバイスが備える機能、装着性と使いやすさが飛躍的に向上し、使用者に高い「QOL」(生活の質)の提供が可能となる。

 健康管理への意識や在宅治療の必要性が高まる中、ウエアラブルデバイスによる生体情報を測定する機会が...  (つづく)