2022.01.06 【2022年注目の先端技術】パワーコンポーネントの進化オンセミ、スイッチング損失低減、高効率化に応える
図1 現在のパワー半導体技術は既存および新規全てのアプリケーションに対応
世界の中間層が増え、自動車やHVAC、産業用ドライブの電動化が進むにつれ、電力需要は増加の一途をたどっています。各パワーステージ(発電、配電、変換、消費)における達成可能な効率に応じて、電力インフラ全体での負担増の程度が決まります。各ステージでは、効率が悪いと主な副産物として熱が発生します。多くの場合、この熱を除去したり処理したりするには、さらに多くのエネルギーが必要になります。したがって、各ステージで熱の浪費を削減すると大きな効果が得られます。... (つづく)