2022.01.19 ノジマがマレーシアに第1号店東南アジア初のららぽーとに出店

マレーシア・クアラルンプールにオープンするららぽーとに出店

ららぽーとには、多数の日系企業が出店するららぽーとには、多数の日系企業が出店する

 ノジマは20日、マレーシア初の店舗である「ノジマ ららぽーとブキッ・ビンタン シティーセンター店」をオープンする。三井不動産の東南アジア初となるららぽーとに、売り場面積約2452平方メートルの規模で出店する。

 ノジマは、コーツ・アジアを2019年に買収し、シンガポールとマレーシア、インドネシア、カンボジアに66店舗を展開する。マレーシアでは45店のコーツ店舗を運営しているが、屋号がノジマの店舗は今回が1号店。昨年11月には、シンガポールの繁華街オーチャード通りで自社運営する海外初の商業施設「コーツ・ノジマ」の1階から3階に、約7600平方メートルの売り場規模で新店を出している。

 コーツ店舗は、家電に加えて寝具や家具なども販売している。一方、今回のノジマ店舗は最新家電の展示・販売を重視しており、「Wi-Fiを搭載した冷蔵庫や洗濯機など、最先端の家電を多く取りそろえている」(ノジマ広報)とする。

 店内では、商品の体感コーナーを多く設けるほか、日本と同じように、メーカー販売員を使わずノジマ社員が接客する「コンサルティングセールス」を実践する考えだ。

 出店地はマレーシアの首都クアラルンプール。三井不動産が運営する海外のららぽーとは、中国・上海に昨年4月に開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」に次ぐ展開だ。

 今回オープンするららぽーとは店舗面積が約8万2600平方メートルで、日本を含めても最大規模。約400店が順次オープン予定で、ノジマのほかにも、家具販売大手ニトリがマレーシア初の店舗を出すなど、日系企業も多数出店している。