たけびしは「今の時代」の生産システムに求められる最新の製品やソリューションを展示。故障予知、AI分析による品質予測を実現するユニット、生産現場で生じる異常の原因解析を支援するソリューションなどを披露。ほか、各種オリジナル商品、パートナー商品も紹介する。

　会場では「収集・分析」「予兆保全」「セキュリティ」「自動・省人化」の四つのテーマでゾーンを展開。メインはシーケンサーにAIエンジンを搭載し、故障予知や品質予測を簡単・安価に実現する「AI組込ユニット」を参考出展する。

　三菱電機のシーケンサーにクロスコンパス（東京都千代田区）のAI生成ツール「MANUFACIA」を搭載。装置部品の消耗時期を適切に予測し、交換コスト削減するほか、予知保全により生産停止を回避するソリューションを提案。装置の新たな付加価値として紹介し、会場ではデモを行う予定。

　技術商社としての強みを生かし、商材を組み合わせ、簡単、安価に導入できるエッジAIソリューションとして、ユーザーと共に実証を進めたい考え。

　そのほか、PLCとカメラを活用し現場での異常の原因解析を支援するデバイスエクスプローラレコシンクやファイルアーク、製造業向けのセキュリティーシステムなどを実演する。